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【レポート】2019.3.13 桜のボトルフラワー教室~花のある毎日を過ごしたいあなたへ

3月も中旬となり、そろそろお花見の予定を立てる人も多いのではないでしょうか。いつ頃花が咲くのか、桜前線の動向が気になる今日この頃。

エンクロスでは、一足先に春の訪れを感じられるようなイベント、『桜のボトルフラワー教室~花のある毎日を過ごしたいあなたへ~』が行われました。

 

 

ボトルフラワーの魅力とは

花を乾燥させた後、ボトルに密封して作るボトルフラワー。

それって、プリザーブドフラワーやドライフラワーとはいったい何が違うのでしょうか。

どれもなんとなく、同じようなイメージがありませんか?

実際、イベントに参加される方の中には、違いが分からないまま参加されている方もいらっしゃいます。ですが、比べてみると、花の加工方法や保存方法・期間など、少しずつ違いがあるようです。

 

まず、花の加工方法について。

ボトルフラワーは特殊な薬剤を使用し、短期間に生花を乾燥させます。時間をかけずに乾燥させられるため、ドライフラワーのようなくすんだ色にならず、生花のような鮮やかさを自然に残すことができます。

一方のプリザーブドフラワーは、水分を抜く過程で色が抜けるため、着色液を使用して新たに色付けをします。自然な色ではありませんが、生花ではありえない着色が可能です。

 

次に、花の保存方法と期間について。

ボトルフラワーは、ガラスのボトルに密封しますので、外気の影響を受けにくくなります。花に直接ホコリなどの汚れがつくこともありませんので、花の劣化を長年にわたり防ぐことができます。

プリザーブドフラワーやドライフラワーは、外気を遮るものがありません。そのため、湿気やホコリなどの汚れに気を付けなければならず、保存期間も短めです。その代わり、形を問わず多彩なフラワーアレンジメントが可能となります。

 

このように、さまざまな違いのあるフラワーアレンジメント。

その中でも、ボトルフラワーはまだまだ珍しい手法と言えますが、たくさんの魅力があるということがおわかりになったのではないでしょうか。

 

 

エンクロスのワークショップにかける想い

今回、イベントを主催してくださったのは、『ボトルフラワー atelier 4-flowers』の瀧川奈々さん。

瀧川さんは、ラナンキュラスという花がとても好きなのだそうですが、生花はすぐに枯れてしまうことを残念に感じておられました。そんなとき、生花を自然なかたちで残せるボトルフラワーという手法に出会います。初めての体験でその魅力にはまり、すぐにインストラクターの資格を取られたそうです。

日之影で教室を始めてからは、ラナンキュラスだけでなく、アジサイやダリア、バラなどのいろいろな花を加工して作品を制作されていらっしゃるとのこと。さらに、年に1~2回ほど福岡に赴いてデザインの勉強もされるなど、より良い作品作りに励んでいらっしゃるそうです。

エンクロスでは、ボトルフラワーを知らない方でも楽しんでいただき、その魅力が少しでも伝わるように、手軽だけれども質の良い作品を作れたらという思いを込めて、ワークショップを開催することとなりました。

 

 

繊細な素材を使って、ひとつひとつを丁寧に

はじめに、桜の花がついた枝づくりを行います。

枝部分は細いワイヤ―ですが、上から茶色のフローラテープを巻き付け、枝に見立てます。そこに桜の花を接着し、さらにテープを巻き付けて花つきの枝が完成します。

一見簡単な作業に感じますが、「なかなか難しい…」と声を揃える参加者の皆さん。特殊加工を施した桜の花となるため、花びらが取れやすくなっていることと、接着部分を支えながらフローラテープを巻かなければならないのが大きな要因のようです。

繊細な素材に対し、細かな手さばきが必要となりますので、瀧川さんがアドバイスしたり、お手本を見せたりしながら、一緒に作っていきます。初めは戸惑っていた参加者の皆さんも、いくつか作っていると少しずつコツをつかめた様子。ひとつひとつ丁寧に時間をかけて作業を行っているうちに、思わず没頭してしまう方もいらっしゃいました。

 

 

静かな時間が流れる心地よさを感じてほしい

花つきの枝の接着部分が乾いたら、いよいよボトル内へ移す作業です。

ボトルの底にあるオアシス(フラワーアレンジメントで使われる土台となるスポンジなど)に枝を挿し込んでいきます。

このとき、オアシスを隠すように、またボトルのどこから見ても均等に花が配置されるようにバランスを考えながら挿すのが、美しく綺麗に仕上げるポイント。ボトルの入口の向きと花の向きが対称になる面もあるため、慎重に挿し込む必要があります。ここでも、瀧川さんのアドバイスが大活躍!

最後まで、皆さん集中して作業されていましたので、静かな時間が流れることがしばしばありましたが、これはボトルフラワー制作にはつきものだそう。この静かな時間を心地よいと感じられるようになれば、ボトルフラワーの魅力にはまった証拠です。

「初めてなのでちょっと難しかったけど、いろいろ教えてもらったので綺麗にできました。またやってみたいです」との満足げな声も上がり、瀧川さんもひと安心していらっしゃいました。

 

 

 

 

あなたの傍に花のある毎日を過ごしてみませんか

完成した作品は、どれも初めて作ったとは思えないくらいの出来栄え。

部屋に飾れば、いつでも花のある毎日を過ごすことができ、気持ちも華やかになりそうです。

ある参加者の方は、「姪が入試に合格して今春進学が決まったので、これをあげたいです」と喜んでいらっしゃいました。その昔、電報で合格を伝える時には【サクラサク】というフレーズが使われていたそうですので、このボトルフラワーはお祝いにぴったりですね。

 

さて、次回の開催は5月を予定しています。

バラの花をメインにした、上品かつ上質なボトルフラワーを作ります。あなたの部屋を彩るのはもちろんのこと、母の日の贈り物として、手作りしてみるのはいかがでしょうか。

是非、お気軽にお問い合わせください。(予約受付は前月25日開始となりますので、予めご了承ください)

 

担当:橋本