お仕事体験の日～鑑識係 指紋採取編～

7月20日(土)、DIYスペースにて『お仕事体験の日～鑑識係　指紋採取編～』が開催されました。

今回は刑事ドラマなどでもおなじみの指紋を採取して犯人逮捕へとつなげる、鑑識係のお仕事を体験します。
宮崎県延岡警察署刑事第一課　鑑識係の4名の方にご協力いただき、指紋についてのお話や指紋の取り方を教えていただきました。

まずは指紋についてのお話を聞きながら、自分の指紋を採取してみます。
指紋は5種類のタイプに分けられるそうで、子どもたちは採取した自分の指紋を見て「私、この指紋だ！」と指紋のタイプが記載された資料と見比べていました。

指紋は身近にある道具で簡単に採取できます。例えば、えんぴつの芯の粉やチョークの粉、砂鉄など。様々な道具での指紋の取り方の違いを楽しむことができました。

指紋採取の基本的なレクチャーを受けた後は、実際にビンに付着した指紋を採取し、どの人物がビンのラベルを盗んだのか、犯人を当てるゲームを行いました。
怪しい二人の人物の映像を確認し、さっそく指紋採取専用の道具を使ってビンに付着した指紋を採取します。
黄色の粉をビンに付けて、粉を払うと指紋が浮き上がってきました。容疑者二人の指紋とビンから浮き上がってきた指紋をじっくりと見比べます。

犯人が分かった人から、警察官の方に耳打ちで教えます。
「正解！」「よくわかったね！」
正解した子供たちは「やったー！」と大喜びしていました。

最後はみんなで写真撮影。
子供たちにとって、とても貴重な体験となりました。