ぬいぐるみのおとまり会

7月27日（土）、エンクロスにて『ぬいぐるみのおとまり会』が開催されました。
エンクロスでは、子育て事業の取り組みの一つとして、週に二回おはなし会を実施しています。親子のコミュニケーション促進や子育て世代の交流の場として、開館当時から今日に至るまで、たくさんの親子連れにご参加いただいている企画です。
今回は、子どもが普段から愛着を持って接しているぬいぐるみを連れてきてもらい、一緒に絵本の読み聞かせを行いました。その後、子どもたちとぬいぐるみはしばしのお別れ。エンクロスに残ったぬいぐるみたちは、どのようにして過ごすのでしょうか？
子どもたちがいつも以上に想像して楽しむことができる、特別なおはなし会の様子をお届けします。

まずは、連れてきたお友達のぬいぐるみを紹介してもらうため、ぬいぐるみの名前や普段どんなことをして遊んでいるかについて、カードに書いてもらいました。
どの子どもたちも、ぬいぐるみとお昼寝したり、ままごと遊びをしたり、外に遊びに出かけたりと、いろいろなことを一緒に体験しているようです。

おはなし会では、「いったいどうなるんだろう？」と心がわくわくするような絵本を6冊選書しました。子どもたちはそれぞれのぬいぐるみもそばに連れて、熱心に読み聞かせに参加してくれました。

＜読み聞かせに使用した絵本＞
「ほげちゃん」（やぎたみこ・作／偕成社）
「くつしたどろぼう」（さはらゆうき・文　もりのみさこ・絵／マイルスタッフ）
「ひみつだからね」（軽部武宏・作／偕成社）
「ねこはるすばん」（町田尚子・作／ほるぷ出版）
「ねるじかん」（鈴木のりたけ・作／アリス館）
「どこでおひるねしようかな」（きしだえりこ・文　やまわきゆりこ・絵／福音館書店）

おはなし会のあと、ぬいぐるみたちはエンクロスを探検することにしたようです。 みんなで集まって、とっても楽しそうですね！ Instagramのエンクロスアカウントにて、その様子をたくさん発信していますので、ぜひこちらから覗いてみてください。

次の朝、子どもたちがぬいぐるみを迎えに来ました。
離れていたのはたった一日ですが、子どもにとっては長い一日だったかもしれません。
Instagramの投稿を楽しみに見てくれたようですが、やっと会えたぬいぐるみをぎゅっと抱きしめて嬉しそうにしていました。
そんな子どもたちへ向けて、お友だちのぬいぐるみからサプライズがあるそうですよ。

なんと、ぬいぐるみが子どもたちのために絵本を選んでくれていました。
普段どんなことをして子どもと遊んでいるのかによって、ぬいぐるみが気に入る絵本の傾向に違いがあるようです。いったいどんな絵本を選んでくれたのでしょうか？
子どもたちは興味津々の面持ちで絵本を受け取ると、さっそくぬいぐるみと一緒に読んでいました。もしも見たことのない絵本だったら、きっとすてきな出会いになりますね。

エンクロスでは、毎月さまざまなキッズイベントを開催しています。詳しくは、エンクロスホームページやイベントチラシ、公式Instagramにてご確認ください。