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レポート

エンクロスプレイグラウンド

2023/2/5 09:40~12:50 開催

2月5日(日)、プロ直伝のスゴ技で、家族が本気で遊び、心身を鍛える「エンクロスプレイグラウンド」が開催されました。
運動と遊びが融合し、体を動かすことが楽しくなる時間を過ごしつつ、下記の3つのねらいのもと、実施された本イベント。

①子供の運動を促進
②日ごろ忙しいパパママも本気で遊ぶことができる
③一緒に遊ぶことで家族の時間を作って、子どもも大満足

各運動の講師の方をはじめ、企画の段階から一緒にご協力いただいた市民活動者、参加者の方々、みなさまのおかげで実施することができ、当日は駅前広場に賑わいが生まれました。



<親子で楽しめる運動遊び>

運動の内容は全部で4つ、ストライダー・パートナーストレッチ・バク転・スケボーです。
これから運動遊びに挑戦する子どもたちの前に、「のぼるくん」もエンクロスに駆け付け、ハイタッチで応援。



1つ目の運動、ストライダーは未就学児が対象で、講師は「三井寿展」さん。
小さいお子さんが、お父さんに手をひかれて走り、その様子をお母さんが見つめている・・・
そんな微笑ましい光景がたくさん見られたのがこのストライダーでした。


ストライダーとは、簡単に言えばペダルのない自転車のことです。遊び方も至ってシンプル、蹴って進み、足で止まるだけ。自転車に乗る前の未就学児が、バランス感覚を養うのにもってこいの運動遊びなのです。
初めのうちは親に手をひかれ、恐る恐る進む子どもたちですが、要領さえつかんでしまえばこの通り。


自分の力だけで、コースを何周も走り回る姿に変わりました。

残りの3つの運動は小学生が対象。参加者を3つのグループに分けて、それぞれの運動をローテーションしながら体験していきました。

パートナーストレッチでは、親と子がパートナーとなり、お互いのストレッチの補助を行います。ストレッチは、一見するととても地味な印象を受けるかもしれませんが、立派な運動です。



講師の「大塚岳」さんの話によると、スポーツ選手の中には、1日10回以上ストレッチを行う人もいるとのこと。ストレッチは時間や回数を選ばない、重要な運動だということがよく分かるエピソードですね。

一方その頃、別のグループは「バクテンマン」さんの指導のもと、親子でブリッジの真っ最中でした。


まずは、前回りや後ろ回り、転がりからのブリッジなど、バク転に至るまでの動きを一つずつこなしていき、イメージをつかむこと、体の動かし方を知ることが必要です。
その後はバク転の補助器具『エアーロール』を使います。補助器具ありとはいえ、実際のバク転のように後ろ向きに回る感覚を伴うこの挑戦で、一人目の挑戦者になるのは勇気が必要。子どもたちがなかなか一歩を踏み出せない中、手を挙げたのはお母さん。果敢にバク転をするその姿を見て、子どもたちも次々に挑戦していました。


待合スペース付近で実施されていたのはスケボー教室。ヘルメットを着用し、講師の「森年樹」さんの話を聞きます。スケボーの乗り方、自分の進みやすい方向はどっちなのか、基礎を固めて反復練習します。


足元ばかりではなく、進行方向を見ながら進むという森さんのアドバイスを聞き、専用のコース上でもしっかりと前を向く子どもたち。


体験終了後も、よっぽどスケボーを気に入ったのか、ずっとスケボーを手放さずスケボーの上に座ったままの子もいました。


外で遊ぶことが少なくなっている中で、開催した今回のイベント。子どもの運動を促進し、親子で運動遊びを共にすることで家族の時間を作れる、本イベントのねらいをそのまま体現したイベントになったかと思います。