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レポート

你好から楽しく学ぼう、やさしい中国語~対話~

2022/6/18 19:00~20:00 開催

6月18日(土)、『你好から楽しく学ぼう、やさしい中国語~対話~』が開催されました。
主催の王素娟(オウ スケン)さんは、中国から日本に来て25年。日本と中国の友好を深める架け橋になりたい、19年住んでいる延岡のみなさんにお礼がしたいという思いを持って、2019年8月からエンクロスで活動しています。


〈笑い声が絶えない楽しいレッスン〉

この日は初めて参加される方が多かったので、挨拶の練習から始めました。
資料を見ながら、王さんのあとに続いて発音します。


「ことばは、発音してみると、頭のなかで考えているものと違う音が出てしまうことがよくあります。実際に声に出すことがとても大事です。」と王さん。
全員で発音を練習したあとは、ペアに分かれて個人練習をして発音の精度を高めていきます。


王さんは、ペアごとにわからないところを丁寧に教えます。


参加されたみなさんは初めてにもかかわらず、発音がとても上手で、王さんも感心しきりでした。
参加者の最年少は小学5年生!
王さんの「子どもは舌が柔らかいので、発音が上手なのですよ。」ということばにも納得の、堂々とした発音を披露していました。


挨拶の練習が一通り終わると、いよいよ今回のテーマ『対話』の練習に入ります。
対話も資料に沿って、全員で発音した後、個人で発音という流れで繰り返し練習します。

〈王さんの楽しい中国語あれこれ〉

発音練習だけではなく、中国語のエピソードを聞けるのも、王さんの活動の魅力のひとつです。
今回は、相手の呼び方について。
相手の年齢(世代)によって、呼び方が変わるのは日本も同じですが、中国では年上(目上)の方は、「おじさん」「おばさん」と呼ばないと失礼にあたるそうです。日本とは考え方が違うことに驚きの声が上がりました。
ただ、最近は外見だけでは自分より年齢が上なのかどうかがわかりづらく、どう呼べばいいか悩んでしまうことがあると王さん。そこで、年齢に関係なく喜ばれる秘策があるそうで、その呼び方を聞いたみなさんは「なるほど!その手があったか」と膝を打っていました。


王さんの軽快なお話で一息いれたあとは、一覧表に従って単語や数字の発音を練習します。


野菜の単語が集められた表では、自分のいちばん好きな野菜の発音を覚えて帰ることを目標に練習しました。
最後は、対話の基礎となる自己紹介のしかたを学びます。みなさんの名前をホワイトボードに書き出し、王さんが発音を教えます。ご自身の名前の発音を知って、練習にも熱が入ります。
中国語には「四声」といって、同じ子音でも発音によって漢字と意味が変わります。
中国語の難しいところではありますが、「手でイントネーションの高低を表しながら発音するとわかりやすいですよ。」とのアドバイスもあり、手を動かしながら、みなさん熱心に発音練習をしていました。
王さんの明るい人柄とお話に、終始笑い声があふれる時間となりました。


『你好から楽しく学ぼう、やさしい中国語』では、きれいな発音ができるようになってほしいという王さんの思いから、挨拶や単語の発音など、基礎を繰り返し行います。ブランクが空いてしまっても、安心して戻ってきていただけます。
本場の発音と豆知識が学べる、王さんの楽しい中国語レッスンを受けてみませんか?