恐竜ずき集まれ！トレジャーハンター化石発掘体験/あそんでまなぶワークショップ～アトモンで化学の世界を楽しもう編～

7月2日(土)、7月3日(日)の2日間、山下新天街の空き店舗を利用して、『恐竜ずき集まれ！トレジャーハンター化石発掘体験』と『あそんでまなぶワークショップ～アトモンで化学の世界を楽しもう編～』を開催いたしました。
7月2日から10日まで山下新天街で開催されている七夕祭りのイベントの一環として、エンクロスを飛び出し、ご家族やお友達と駅まちエリアをより楽しんでいただくことを目的とした新しい試みです。

〈アイテムをゲットして化石を発掘！〉

2日(土)は、『恐竜ずき集まれ！トレジャーハンター化石発掘体験』。

その名のとおり、ハンマーやノミを使って、子どもたちが実際に化石を見つけるイベントです。本物の発掘調査員と同じ手法で化石を発掘できるとあって、開始時刻の午前11時には長蛇の列ができました。
化石を発掘するためには、まず迷路内に隠されたハンマー・ノミ・ハケという発掘に必要な3種類のアイテムを入手し、ゴールしなければなりません。

なかには、発掘したい気持ちが逸り、アイテムを入手することを忘れてゴールにたどり着いてしまう姿も見られました。(アイテムを取り忘れた場合は、もう一度スタートからやり直しです…。)
無事アイテムを手に入れ、迷路をクリアしたら、いよいよ化石の発掘です。
石膏の大きなかたまりを、ハンマーやノミを使って細かくし、ハケで破片を払いのけながら、化石を探します。その真剣なまなざしは、まさに発掘調査員のよう。

中に埋まっている化石を割ってしまわないように、細心の注意を払って、少しずつ掘り進めます。
化石を見つけると、驚きと喜びの声が上がり、汗を拭いながら一生懸命発掘しました。

〈楽しく遊びながら化学の知識を身につける〉

3日(日)は、『あそんでまなぶワークショップ～アトモンで化学の世界を楽しもう編～』。

アトモンは、原子や分子をモチーフとしたキャラクターカードゲーム。それぞれの原子を合成して分子にし、できた分子の大きさで得点を獲得する神経衰弱バトルや、デッキを作成しての対戦形式カードバトルなど、化学について遊びながら学ぶことができるカードゲームとして人気を集めています。

以前、エンクロスで開催し、大好評だったこのワークショップ。
参加者のなかには、すでに自分が持っているカードを持参してくれた方も。経験者が初めて参加した子に遊び方を教える姿があり、大人が指示しなくても、教えあい、学びあう風景が見られました。
勝つためには、より強い分子を作る必要があります。どう組み合わせればよいのか考えるうちに原子や分子の名前を自然に覚え、楽しみながら化学に親しんでいました。

今回は、N.G.S.Project(延岡ゲームサロンプロジェクト)のみなさんにもご協力をいただき、アトモンだけではなく、多数のカードゲームやボードゲームを用意し、自由に遊んでいただけるようにしました。
めくったカードに描かれたキャラクターに名前をつけていくカードゲームをしていたご家族は、お子さんがつけた変な名前に大爆笑。
なかよし3人組の小学生は、黙々とパズルゲームで対戦。
ひらがなをくっつけてことばを作るゲームでは、未就学のお子さんたちが、ほぼ大人の力を借りながら、何が起きているかわからない様子で進めていく姿に周囲も思わず笑顔。
と、たくさんの方がゲームに興じ、暑いなかではありましたが、楽しい時間を過ごしていました。

今回のように、エンクロスだけではなく、地域のみなさんと力を合わせて駅まちエリアを盛り上げるイベントをこれからも開催予定です。
今後の開催にぜひご期待ください。