ベビーマッサージで触れ合いタイム

9月29日(木)、キッズスペースにて『ベビーマッサージで触れ合いタイム』が開催されました。主催は「子育て応援教室♡nicconico♡」の野崎久美子さん。
野崎さんはエンクロス開館当初から活動されており、約３年ぶりに活動を再開されました。参加者さんの中には前回のイベントに参加された方もおり、今回は２人目のお子さんを連れてこられたそうです。

〈お母さん同士の繫がりを作り、共に支え合う友達作りを応援したい〉

子育てで一番大切なのは、自分の子どもをしっかりと見てあげること。ですが、初めて子育てをするお母さんたちは、わからないことがあった場合、インターネットの情報に頼ってしまうこともしばしば・・・。
ネット上にあふれる情報に日々振り回されているお母さんも多いのではないか？
また、延岡は転勤で訪れるという方が多く、孤独な育児になる可能性があるのではないか？
野崎さんは、そのような現状を変えて、共に支え合う友達作りを応援したいという思いからこのイベントを始められました。

そんな思いのこもったベビーマッサージは、まず自己紹介から始まります。

二人一組で、３分間好きなことを好きなだけ話していきます。お母さんたちにとっては、悩みを共有できる素敵な時間だったようで、とても盛り上がっていました。
その後、一組ずつ自己紹介で知ったことを発表していきます。
少し前に話したことを思い出すということは意外と難しいもので、「あれ？なんだったっけ？」となってしまうお母さんもいらっしゃいました。その様子を見た野崎さんは
「これ、お母さんたちの脳トレにもなりますね！」と笑顔でおっしゃっていました。
また、今回のイベントに参加してくれた赤ちゃんの中には、この日にちょうど生後100日を迎えた子もいて、みんなで「おめでとう！」とお祝いしました。

そしていよいよ、ベビーマッサージがスタート！

まずは、「いっぽんばしこちょこちょ」という曲に合わせて、赤ちゃんの足をくすぐっていきました。
なかには、何度足をくすぐっても無表情のままの赤ちゃんもいて、お母さんが不安そうにしていると、「大丈夫！無表情でも赤ちゃんはちゃんと感じてるから。お母さんの表情を見てるんだよ！」と野崎さんが教えてくださっていました。

続いては、「あんよ」という赤ちゃんの体の柔らかさが試される曲。
曲の中で足を口元に持っていくという、体が硬い人だったら悲鳴を上げてしまいそうな動きがあるのですが、赤ちゃんにとっては朝飯前だったようで軽々と足を上げていました。

準備運動を終えると、いよいよ本番！
「あららハート」というわらべうたに合わせてベビーマッサージを行っていきました。
赤ちゃんのお腹に手をあてた状態からスタート。歌詞に合わせて、ハートを描きながら赤ちゃんのお腹をなでたり、おしりをなでたりと様々な動きをやっていきました。

曲の最後にお母さんが「しー」と言いながら顔を近づけると、満面の笑みを浮かべる赤ちゃん。その笑顔を見て、お母さんも自然と笑顔になっていました。
赤ちゃんにとってベビーマッサージは、大人がジョギングをしたぐらいの運動量とのことで、終わった後には気持ちよさそうにお昼寝している子もいました。

今回のイベントはお母さんと赤ちゃんにとって、親子で楽しくやさしく触れ合えるとても素敵な時間となりました。
野崎さんは「日々の子育てで、第二の脳と呼ばれる肌と肌のふれあいはとても大切です。その中でも、やさしいふれあいを意識していってほしいです」とおっしゃっていました。

次の開催日は12月13日(火)です。
わらべうたベビーマッサージを通して、赤ちゃんとの触れ合いを楽しみませんか？