ものづくりの日

9月17日（日）、エンクロスにて『ものづくりの日』が開催されました。
こちらは、ものづくりに参加した親子のコミュニケーションの促進を図ることや、子育てをしている親同士の交流の場を作ることを目的として、エンクロスが企画したものです。企画の趣旨に賛同し、協力を快諾してくださった市民活動者の方々によって6つのものづくりイベントが実施されました。参加者のみなさんは、同じものづくりに取り組む者同士で楽しさを共有しあうことができ、会話も弾んでいる様子でした。

【ステンドグラス風ディンプルアート】（11時開催）
透明な絵の具を垂らしながら色を塗っていくため、ちょっとしたコツがいるようです。まるで職人のような目と手つきの子どもたちですが、うまく塗れないときや塗る色に悩んだときは、隣で見守っている親に相談して一緒に進めていました。（講師：Be Happyさん）

【糸かけアート】（11時開催）
糸を順番にピンにかけていくと美しい幾何学模様が浮かび上がってきますが、作っている途中で順番が分からなくなる子どももいます。「こっちだよ」と声をかけたり、糸をかけやすいように土台に手を添えて回してあげる親のアシストが光り、最後はみんな笑顔で完成させることができました。（講師：糸かけアート麻姑さん）

【ストローで自分だけのヒンメリを作ろう】（13時開催）
通常は麦わらを使用して作るところ、子どもが作業しやすいように紙ストローに変更しています。好きな柄のマスキングテープを選んでストローに巻き付けたらいよいよ組み立て開始です。同じ材料を使っているのに、子どもによってデザインはさまざま。紐をつける場所やパーツの個数にもこだわって、個性あふれる飾り付けに奮闘する様子がとても微笑ましく映りました。（講師：_irohak_さん）

【アルコールマーカーで描くコースターアート】（13時開催）
アルコールマーカーを使うのは初めての方ばかりなので、まずは使い方から勉強します。実際に描いてみると、力の入れ方や塗り方によっていろいろな表現ができることがわかりました。満足いくまで何枚も書き直す子どももいれば、一つのイラストをじっくり描きこむ子どももいて、見ているだけで楽しそうです。完成したイラストは、親子でお互いに見せ合っていました。（講師：むむにゃ。さん）

【にじみ花】（14時30分開催）
まずは布に染色ペンで色を塗ったり絵を描いていきます。渦巻き模様や、ぶどうのような食べ物など、自分の好きなものを描くのに夢中です。水を一滴ずつ落としながら滲ませていくと、なんとも味のある色合いになりました。布を広げると、「わぁ、きれいだね」とまわりから歓声が上がります。褒められた子どもたちはとても嬉しそうな表情で自分の作品を眺めていました。（講師：hiro-gareさん）

【お部屋に飾ろう！アロマワックス】（14時30分開催）
ロウを固めて作った大きさの異なるパーツをカップの中に並べていきます。できるだけたくさん詰め込みたい子どもたちは、うまく嵌め込めるように色々な組み合わせに挑戦していました。ばっちり決まったら、今度はアロマを垂らします。親子で好きな香りを教え合って、どれにするかを選んでいました。（講師：Colzaさん）

『ものづくりの日』は、次回12月に開催予定です。気になった方は、エンクロスのホームページやイベントチラシをご確認ください。