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レポート

【NobeokaGuide】のつる自然公園

自然を活かした家田地区のソトアソビ



ゆっくり過ごす、のどかな家田地区

夏も冬も…家田地区は魅力がいっぱい!

子供たちが、自然の中で、木・水・草・土などの自然素材に触れながら
自由に遊びを考える場を提供しているところがあります。
それは、延岡駅から北へ約12kmのところに位置する
家田地区の「のつる自然公園」です。
家田地区には、北川湿原の一角を形成する家田湿原があり
【日本の重要湿原500】の一つに指定されています。
生態系や独自の景観は地域の大きな魅力となっています。
現在、北川家田地区は地域外からも人を呼び
大人もこどもも楽しめる地域づくりを推進しています。
なぜ
・地域づくりを推進しているのか
・この場所はどのような魅力を持っているのか
家田地域おこし検討会の黒木善久さんに聞きました。


土を掘って、水を入れて、どぼどぼかき混ぜて、ぐにぐに握る泥だんご

自分であそびをつくる力がこれからの時代に必要なスキルを育てる

現在、こどもが自由に遊べる場や自然とふれあう場面が
だんだん少なくなってきているように感じます。
ただ「のつる自然公園」は日常的な暮らしのすぐそばに
本格的な自然が遊びに適した規模と多様なかたちでそこにあります。
自然豊かな場で、友達と一緒に行う新しい体験は
ひとりひとりが主体性を持ち、探究心や課題解決能力が
養われるように思われます。
ここ「のつる自然公園」は学校教育では
学ぶことができない経験を提供してくれます。


なたの使い方もやさしく丁寧におしえてくれます

黒木さんが提案する外あそびベースの地方創生

こども時代の貴重な思い出は大型テーマパークなどで遊んだ時間もいいですが
一方で友達と自然の空間で過ごしたことは「遊びの原風景」として
楽しかった記憶のまま大人になっても残ります。
外あそびの醍醐味である「自然」との関わり、家田地区には
この「自然」がたくさんあります。
そうした自然資源を活用することで、その地域社会の発展に寄与し
すなわち地方創生にもつながります。


ロケットストーブはソトアソビの楽しみ方の選択肢を
広げてくれるおすすめアイテムです。

“やりたいことをかたちにする”のつる自然公園

現在、のつる自然公園の活動は、”イベント的なあそび場”を提供することです。
自然が溢れる静かな空間と遠くに眺める山々・広い空が
どこまでも続く景色を楽しんでもらい
この地区にある木の枝や葉っぱ、木の実、石ころ、流木、竹、土などなど
発想力を高めてくれる材料で自由に遊ぶことができます。
そんな中、2020年12月に気心知れたママ友6人とそのこどもたち
合計21名があそびにきてくれました。
黒木さんは自然の素材を準備してくれるので、利用者さんは
遊ぶ計画をたてて道具をもっていけば楽しめます。

外遊びが大好きなママたちが考えた素敵な
家田のソトアソビを紹介します。


自然の素材をつかった門松づくり


門松の材料は森に探しにいきます。奥には
日光をふんだんに浴びる竹藪が生い茂ってます。


土いじりしたり


畑や野原をかけまわったり


釣りあそびをしたり…。
釣り竿は公園のなかに生えている竹です。
この日は風もなく穏やかで暖かく感じる日でした。
空や雲、季節に咲く花々。風の音や鳥の鳴き声、川の水が流れる音。
清々しい空気の香りや、落ち着く木の香りなど
五感がここちよく刺激されました。


お腹すいたら火をおこしてランチの準備。
毎年のように、洪水に見舞われ
“ごそ”(流木・ゴミ・泥)が滞留しますが、それも焚き火の燃料になります。


おもち焼いたり


竹にパン生地を巻いて焼きました。
パン生地は魚釣りあそびのえさにもなりました。



自然の中でたべる豚汁やおにぎりは心に染みるやさしい味わいです。
外で料理をしたり焚き火を囲んでいると、みんなの表情が
みるみる豊かになっていきます。
まさに、自然と触れ合うことにより感覚が研ぎ澄まされて
人間にとって本質的に大切なもの
心の在り方を見直すことができます。
家田地区のソトアソビ体験が
豊かな人生につながっていってほしいと願っています。


お腹いっぱいになったら、公園の木に専用のロープを
結びつけてスラックラインに挑戦


斜面を生かした草スキー
ダンボールと竹でかっこいい草スキーマシーンを上手に作りました。


今回の楽しみのひとつ、スウェーデントーチづくりに初挑戦


スウェーデントーチとは、地面に立てた丸太をそのまま燃やす焚き火です。
チェーンソーで複数の切れ目を入れていきます。
その切れ目から内部に空気が入り、また熱が閉じ込められるので
酸素、熱、丸太という燃焼の3つがうまく働き
火が消えることなく燃え続けます。


外で淹れたコーヒー片手に気の合う仲間たちとのおしゃべり。
大自然に包まれて心ほぐれる癒しのひとときです。
皆さんも、のどかな田園地帯の一角でのんびり
気ままな1日を過ごしてみませんか?
※写真掲載の食材・調理器具・スラックラインは
利用者さんの私物です。
※チェーンソー・刈払い機・カナディアンカヌー・簡易式トイレなどの
貸出も行っています。
お問合せ先:家田地域おこし検討会 黒木善久
✉ y8kuroki@tenor.ocn.ne.jp