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美味しくて綺麗マンゴーダイスカット(レアチーズ付)

2022/5/4 11:00~13:00 開催

5月4日(水)、キッチンスペースにて、『美味しくて綺麗マンゴーダイスカット(レアチーズ付)』が開催されました。


主催者は株式会社あぜたの大保雅子さん。
延岡の方に、地元のおいしい果物や野菜をもっと知ってもらいたい、という熱い思いを持って活動されています。

〈今が旬 延岡産完熟マンゴー〉

宮崎県は完熟マンゴーの生産地として有名ですが、実は延岡でも栽培されていることをご存じでしょうか。
今回は、今が旬の完熟マンゴーを、ご家庭でも気軽に余すことなく楽しむための切り方のレクチャーと、マンゴーを使用したレアチーズのデザートを作ります。
大保さんは、「マンゴーのことについて早くお話したいのですが、先にデザートを作って、冷やしている間にゆっくりお話しますね。」と笑顔で宣言し、参加された方々の笑いを誘います。
そうして緊張がほぐれてきたところで、デザートの下準備をしながら、マンゴーをダイスカットという方法でカットします。使用するのは、もちろん延岡産の完熟マンゴーです。


ずっしりと大きく真っ赤なマンゴーは、包丁をひとすじ入れただけで甘い香りを辺りいっぱいに漂わせ、みなさんを思わず笑顔にしていました。
次に、種の周りの果肉をできるだけ残さずにカットするのですが、こちらは少し難しく、参加者のみなさんも真剣な表情に戻って、丁寧にカットしていました。


実際にダイスカットしたマンゴー


その後、レアチーズを冷やしている間に、大保さんお手製のパネルを使って、延岡産のマンゴーについての説明がありました。
(パネルに使用している写真は、大保さんが柳田さんのマンゴーハウスへ取材に行ったときに撮ったものです。)

栽培していらっしゃるのは、柳田敏文さん。
柳田さんは12年前に公務員からマンゴー農家に転身した異色の経歴の持ち主です。収穫できるようになったのは9年前からだそうです。品種はアーウィン(アップルマンゴー)で、収穫間近になると、そのひとつひとつにネットを付け、完熟してネットに落ちたマンゴーを出荷しています。
完熟マンゴーの中でも、最高品質の「太陽のタマゴ」は糖度15度以上、重さ350g以上という厳しい基準をクリアしたもので、品のある香りと濃厚な甘み、みずみずしい食感が特徴です。
宮崎県全体では7月いっぱいまで収穫しますが、柳田さんの完熟マンゴーが収穫できるのは6月中旬まで。限られた時期にしか味わえない、まさに今が旬の太陽の恵みです。
柳田さんは、収穫が終わった後、来年はどんなマンゴーを作ろうかと思案しながら、枝の剪定をしているときがいちばん楽しい時間だそうです。

〈いざ実食 至福のひととき〉


冷やし固めたレアチーズに、果汁たっぷりのみずみずしい完熟マンゴーをふんだんにトッピングし、マンゴーソースとミントの葉を添えれば、目にも鮮やかなマンゴーの果肉のオレンジ色が輝くデザートの完成です。


本来はもう少しご自宅で冷やしてからお召し上がりいただく予定でしたが、待ちきれずにその場で食べた方は、ひとくち口に入れると、あまりのおいしさに「ほっぺたが落ちるほどおいしい!」と歓声を上げていました。


参加者のみなさんからは、「大保さん親子がとてもすてきで、説明もわかりやすかった」と、助手としてお手伝いをしてくださった娘さんを含めた、お二人のお人柄に対する感想をたくさんいただきました。
大保さんは、今後も旬を迎えた野菜や果物のおいしさを知っていただくためのイベントを計画しています。7月は延岡のおいしい夏野菜を使用したイベントを行います。みなさまのご参加をお待ちしております。