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レポート

クラシカルなツリー作り

2022/12/3 13:00~14:00, 15:00~16:00 開催

12月3日(土)DIYスペースにて、ルームローズウッドHANA倶楽部による『クラシカルなツリー作り』が開催されました。


新しい生活様式へと移行し、とまどうことも多かったこの数年間。前を向いている方、うつむきがちな方、立ち止まってしまった方などいろいろな方がいます。ルームローズウッドHANA倶楽部は、そんな方たちがフラワーデザインという空間を体験することによって、ほっと一息ついてもらいたいという思いで活動しています。

〈杉の心地よい香りと笑い声に包まれて、クリスマスを彩るツリーづくり〉

今回はクリスマスまでインテリアとして楽しめるツリーを作るワークショップです。
ヒムロ杉、ブルーアイス、差し色のクジャクヒバを花材として、のばら、まつぼっくり、ヒイラギの葉などでデコレーションを施し、クラシカルに仕上げます。


まずは鉢に入れた吸水フォームに、ツリーのベースとなるヒムロ杉やブルーアイスを挿し入れます。先端が三角にとがったツリーにするために、最初に先端を形づくってから、下の部分を作ります。葉の裏表やバランスを見ながら挿し入れていくのですが、慣れない作業で気も遣います。参加者のみなさんは、お互い褒め合ったり、自分自身を鼓舞したり。
針葉樹のさわやかな心地よい香りに包まれながら、和気あいあいとした楽しい雰囲気で作業を進めます。


ルームローズウッドHANA倶楽部のみなさんも、参加者のみなさんが自由にのびのびと制作できるよう、困ったことやわからないことがあれば、それぞれに合ったアドバイスや質問に答えるというスタンスでサポートします。
「上手にできていますよ。」
「ブルーアイスやクジャクヒバを入れると動きがでて、豊かな仕上がりになりますよ。」
「ツリーの形が少しくらい不格好でもデコレーションでカバーできるので大丈夫!」など、声をかけてもらいながらベースを作り上げました。


ベースができあがったツリーにデコレーションをしていきます。
シナモンスティックに好きな色の糸を巻きつけて作るオーナメントは、ひとりひとりの個性が光るものになりました。


ツリーのどこに何を飾ろうかと悩むのも楽しい時間。いちばん見栄えがよい面を正面にして、メインとなる飾りを挿します。
主催者や隣の方に相談しながら、ツリーを仕上げていきました。


同じ材料を使用しても、できあがりは十人十色。
ふたつとして同じもののない、世界にひとつだけのクリスマスツリーが完成しました。


今回のツリーは枯れにくい材料で制作しているので、クリスマスの頃までご自宅に飾って楽しめるとのこと。
暖かい部屋でツリーを眺めてほっこり過ごす時間を思い浮かべながら、参加者のみなさんはそれぞれ帰路につきました。