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レポート

カメラで写す、君の世界

2023/1/15 11:00~12:00 開催

1月15日、キッズガーデンにて『カメラで写す、君の世界』が開催されました。
主催はあんぐる富さん。
あんぐる富さんには、“子どもたちの創造力を伸ばしたい”という思いがずっとありました。
ご自身の趣味であるカメラを使って撮影する体験教室を行えば、子どもたちの創造力を引き出すことができるのではないか、と思いついたことが、このイベントを始めたきっかけだそうです。

撮影するものは自分たちで制作していくのが本イベントのスタイル。
以前はおもちゃを用意して撮影を行っていましたが、イベントを進めていくうちに、参加する子どもたちが飽きてしまうことに気づき、自分で作ったものをメインにして撮影を行ったらいいのではないかと考えたそうです。実際に行ってみると、子どもたちが積極的に撮影を行い、楽しむ姿を見られるようになったとのこと。それ以降、毎回季節に合ったものを制作しているそうです。
今回は1月ということで、「しめ縄」と「鏡餅」を作っていきました。
まずはしめ縄作りから。


最初に稲を6本選びます。選んだ稲を半分に分け、それぞれ紐で結びます。結んだ稲を足で挟み、一束は時計回りに、もう一束は反時計回りに両手でねじっていきます。


そして、二束をまとめてねじります。ねじるのがとても上手で、職人のような手つきで作業している子もいました。
ねじった稲は輪っかの形にします。
最後に、正月飾りによく使われるセンリョウという赤い実をつけたらしめ縄の出来上がり。



しめ縄が出来上がったら、次は鏡餅。
まずは紙ねんどを丸めて、手で押して平らにし、一段目と二段目のお餅を作っていきます。二段目のお餅は一段目よりも一回りほど小さいサイズに丸めて、出来上がったら一段目の上に重ねます。
最後に、本物のみかんを乗せたら完成です。


しめ縄と鏡餅が完成したら、いよいよ撮影がスタート。
持参してきた一眼レフカメラを使って思い思いに撮影していきました。
普段使っているスマートフォンで撮影するのとは全く違うので、カメラの持ち方などに少し苦戦している様子でしたが、時折アドバイスをもらいながら撮影を進めていくと、だんだんとカメラを構える姿も様になってきました。



「私も一緒に撮ってよ!」と言いながら、ノリノリで頭の上にしめ縄を掲げているお母さんの写真を娘さんが撮ってあげたりと、和気あいあいとした雰囲気で撮影していきました。

子どもたちは細かい部分までこだわりながら、渾身の一枚が出来上がるまで何枚も撮り続けていました。


撮影が終わったら、発表会が行われ、それぞれの作品名を発表していきました。しめ縄と鏡餅を並べて撮った写真や鏡餅単独の写真など、個性あふれる作品が出来上がりました。



制作する物はアイデアを募集中とのことで、イベント終了後には子どもたちに次回制作したいものを聞いている様子が見られました。子どもたちからはケーキやチョコレート、かき氷などたくさんのリクエストが出ていました。

次回開催日は2月11日です。
カメラを使って好きなことや興味のあることを表現してみませんか?