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レポート

楽しいドイツ料理教室

2023/5/17 10:30~12:00 開催

5月17日(水)、キッチンスペースにて、延岡市国際交流推進室による『楽しいドイツ料理教室』が開催されました。教えるのは国際交流員のセガット・ショエルさんです。


セガットさんはドイツ出身。昨年12月の『ドイツクリスマスマーケットin延岡2022』でも中心的な役割を果たし、楽しみながらも地球にやさしいドイツクリスマスマーケットを成功に導いたセガットさん。ドイツの文化について、いつも楽しくわかりやすく伝えています。

〈ドイツ料理を楽しみながら食文化を知る〉

今回はドイツ料理を作ります。メニューは、サーモン・アスパラガスとオランデーズソース、オーブンポテトの2品とドリンクです。ドイツの方はアスパラガスが大好きで、旬になるとスーパーやレストラン、市場などあらゆるところにアスパラガスが並べられるそうです。 そして、かんたんに作ることができておいしいオーブンポテトもドイツで大人気の定番メニュー。塩コショウで下味をつけ、ローズマリーを効かせて焼き上げます。 ドリンクはヴァルトマイスターというハーブのシロップを使ったさわやかな炭酸ジュースです。 シロップとリンゴジュースをブレンドしたものを冷蔵庫で冷やし、炭酸で割っていただきます。


日本ではほとんど聞いたことのないハーブですが、ドイツではとてもポピュラーなのだそう。ドイツではプリンに使うことも多いそうです。 参加されたみなさんは、アスパラガス班・ポテト班・飲みもの班に分かれて調理に入ります。


どの班も分担しながら手早く作業を進める様子はさすがのひとこと。


セガットさんはドイツと日本の食生活の違いを話しながら、調理をサポートします。


ドイツといえば、ソーセージを思い浮かべる方も多いと思いますが、実は毎日食べるわけではないそう。日本のお寿司と同じで、おいしいけど毎日食べるわけではないという例えに、「確かにそうだよね」と納得するみなさん。
ドイツの主食は強いていうならパンですが、コメもパスタもじゃがいももよく食べるので、何か一つに絞ることは難しいとのこと。
サーモンなどの魚も一般的によく食べますが、セガットさんのお父様は魚が嫌い。これには思わず大笑い。ちなみにセガットさんは魚も大好きだそうです。
また、ドイツのクリスマスは24日~26日までの3日間で、24日にポテトサラダやソーセージを食べる家庭が多く、25日・26日は親戚で集まって外食したり、手の込んだ料理をみんなで作ったりするそうです。意外と知らないドイツの食生活に興味津々のみなさんでした。
楽しくお話をしているうちに、アスパラガスは色鮮やかに茹で上がり、オーブンポテトはローズマリーの香り高く焼き上がりました。サーモンをフライパンでこんがり焼きながら、オランデーズソースを作ります。


セガットさんがミキサーを使って手早く作ったソースをサーモンとアスパラガスにかければすべての料理の完成です。


さっそくみなさんで試食し「おいしい」と感想を言い合っていました。そして、冷蔵庫で冷やしたヴァルトマイスターシロップのソーダは、リンゴジュースの甘みや酸味と調和し、甘くてさわやかな味わい。


初めて味わうヴァルトマイスターに舌鼓を打っていました。
試食の間も質問が絶えず、ドイツの食文化についてセガットさんからたくさんお聞きし、おなかも心も大満足でした。


次回の『楽しいドイツ料理教室』は6月12日(月)に開催されます。


参加ご希望の方は、延岡市国際交流推進室にメールにてお申し込みください。
(kokusai@city.nobeoka.miyazaki.jp)