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レポート

地元で輝く卒業生と学ぶ!高校生×地域活性フォーラム

2023/9/13 17:00~18:30 開催

9月13日(土)、中央大ラウンジにて『地元で輝く卒業生と学ぶ!高校生×地域活性フォーラム』を開催いたしました。
8月に続き2回目の今回は、株式会社プラージュの横山智匡さんと株式会社エッジコネクションの藤島麻友美さんをお迎えしておふたりの業務内容をお聞きし、後輩である延岡星雲高等学校の在学生8名とともに、延岡の人口をふやすためにはどのようにすればよいかについて考え、語り合いました。


株式会社プラージュ 佐藤寛さん


株式会社エッジコネクション 藤島麻友美さん

(第1回のようすはこちら 地元で輝く卒業生と学ぶ!高校生×地域活性フォーラム | イベント | レポート | 延岡市駅前複合施設 エンクロス (encross-nobeoka.jp)

<距離を縮める『延岡星雲高校なぞなぞ』>
 まずは自己紹介。氏名と延岡の気に入っているところをひとりずつ発表しました。「ごはんがおいしい」「景色がきれい」「人が温かい」「治安がよい」「自然豊か」など延岡のよいところがたくさん挙げられました。
 次はアイスブレイクとして『延岡星雲高校なぞなぞ』を行いました。卒業生である横山さんと藤島さんは当時を思い出しながら、現役である在学生はかんたんなものからマニアックなものまで、お互いに問題を出し合いました。世代を越えて笑ったり驚いたりと会場は和気あいあいとした雰囲気に包まれました。


緊張がほぐれたところで、株式会社プラージュの横山さんより会社概要とご自身のこれまでの職業についてお話をお聞きしました。
横山さんの前職は新聞記者。お子さんの誕生をきっかけにライフスタイルを見直した結果、株式会社プラージュの経営理念に魅かれ、転職を決めたそうです。以前は東京の飲食店でのアルバイト経験もある横山さん。当時と現在の一日のスケジュールを紹介していただきました。東京は利便性もよく、エンタテイメントが充実し、新しいものやおもしろいものが多くいろいろな楽しい経験ができる反面、だんだん時間も心も余裕がなくなってきてしまったそうです。延岡は東京でのような刺激的な経験は難しくても、現在はネットでも情報を得ることはできるし、何より家族が近くにいるという安心感があること、ものや場所が少ないからこそ時間に追われることがなく、気持ちに余裕が生まれることが今の自分に合っていると話しました。現在は残業なし、土日祝日休みのスタイルで勤務しています。


話を聞いた高校生からの「延岡でいちばん楽しい施設はどこですか?」との質問に、若干答えに詰まりながらもいくつかピックアップし、施設というより北浦や島野浦をはじめとする自然のアクティビティを身近に楽しめることは東京ではなかなか難しく、延岡ならではであることを伝えていました。

続いて、株式会社エッジコネクションの藤島さんより会社概要と業務内容についてお話していただきました。
株式会社エッジコネクションは東京に本社を構え、マーケティングのコンサルティング事業やキャリアアップのサポートセミナーの開催、SNSの運用などを手がけています。延岡出身の社長が、延岡をもっと元気にしようとの思いから延岡にも支社を置いたそうです。現在は、東京・福岡・延岡の3か所に拠点があります。
藤島さんはデータベース部に所属し、日々業務に励んでいます。そんな藤島さんの休日は土日祝日。休日は家族や友達と過ごす時間を大事にしていて、そのことがリフレッシュにもなっているそうです。また、読書をするなど自己成長の時間にも充てているとのこと。前回のお話にも出てきましたが、社会人は自分から課題を見つけ、自分で学ぶという姿勢が大切なのだとよくわかります。


高校生からは「東京・福岡・延岡のなぜ3拠点なのでしょうか?」との質問があり、藤島さんは「その時の自分のキャリアプランによって、都会や地方都市などいろいろな環境で働くことができる選択肢があることはとてもよいことだと思います。」と答えていました。


<活気あふれる延岡になるために>
休憩をはさんで、後半は未来の延岡に期待することとして、「人口を増やすためには」、「人口減少の要因と課題解決策」というテーマで高校生から発表がありました。 人口が減少している延岡と、増加している東京都中央区を比較し、どちらも同じくらい子育て家庭や妊婦を支援する施策を行っているにもかかわらず、差が出てしまうのはなぜなのか?という考察から、20~24歳の若い世代が就職や結婚を機に延岡を離れてしまうことが多いと分析。延岡をもっと若者が住みたいと思えるような街にするためにはどのような工夫が必要なのかという課題を導き出しました。


また、年齢別人口のデータ分析の結果、高齢者の割合が他の世代と比べて多いことから、高齢化が進んでいることもわかりました。
以上の発表を踏まえて、横山さん、藤島さんと中心とした2つのグループに分かれてディスカッションを行いました。


実際に都会で働き、延岡に帰ってきた先輩の話をお聞きして、「都会と同じような、若者が魅力を感じる施設をつくる」「延岡ならではの魅力をもっと発信する」など活発な意見交換を行い、短い時間でしたが有意義な話し合いをすることができました。


<先輩から高校生のみなさんへ伝えたいこと>​​​​​​
総括として、藤島さんは「発信される情報を正しく取捨選択し、延岡のよいところを知っていくことができれば、もっと延岡を好きになれるはずです。」とまとめ、横山さんも「若い世代が延岡から出ていくのを止めることは難しい。食べもの・自然・アクティビティなど延岡のよいところを周辺地域と協力して発信していくことが大事だと思います。自分が高校生のときはこのような交流の機会がありませんでしたが、今回参加したみなさんは今日この場でいろいろな話ができたことを進路に活かしてもらいたいです。周りに頼りながら成長してほしいです。」と結びました。

また会場で話を聞いた方からは「自分自身も学生時代は学校と家の往復で、延岡のよさが目に入らず、ずっと海外に出たいと思っていた。海外を飛び回って延岡に戻ってきたとき、食べものや自然のよさに驚き、すばらしいと思った。外に出て初めてわかった延岡のよさだった。高校生のみなさんもぜひ一度は都会を知って、延岡の良さを思ったら帰ってきてほしい。延岡はいま人手不足の状態。都会で経験したことを持ち帰ってぜひ延岡で起業・創業してもらいたい。延岡で生まれたことに自信と誇りを持って都会に出て、延岡のよさをどんどん周りにアピールして戻ってきてもらえたら。」とエールが贈られました。
参加した高校生からも、
「地域の大人の話をたくさん聞けてよかった」 「みんなと話すことによって、延岡のことを再発見できる機会になった」 という感想が聞かれました。
延岡の人口減少の要因と課題解決策、人口増加のためにできることという難題に果敢に取り組んだ延岡星雲高等学校のみなさんと、いま延岡を元気にするためにがんばっている先輩たち。今回の交流はどちらにとってもいろいろな気づきがあったのではないでしょうか。