イベント
GreenChristmas in エンクロス
「自分や大切な人の身体に優しい生活を。環境に優しいコトを」をコンセプトに掲げ、
12月23日(土)、GreenChristmas inエンクロス ~クリスマスマルシェ~を開催いたしました。
クリスマスマルシェ開催に向けて、エンクロスでは12月を「グリーン月間」とし、自分に優しい取り組みや地球環境について考え体験できる市民活動や図書展示も行いました。
今回のグリーン月間イベントやクリスマスマルシェは、延岡市国際交流推進室と共催、また、「söpö」さん(手づくり作品やselect商品を扱う、延岡市内にあるコミュニティスペース&gallery)の協力を得て開催したイベントです。
【国際交流推進室の想い】
延岡市国際交流進室は、ドイツ人国際交流員を迎えたことをきっかけに2017年からドイツクリスマスマーケットを開催してきました。ドイツは環境に対し意識が高い国として知られおり、今年のグリーンクリスマスを通じてドイツ文化に触れたり、ホストタウン相手国だったドイツへの理解や友好を深めたりしながらクリスマスを楽しんでもらいたいという想いがありました。
目で見て楽しめる「ドイツ部屋」や、クリスマスの時期にドイツで食べられる甘い焼き菓子『プレッツヒェン』を作って味わうことができる「クリスマスお菓子作り」を開催し、子ども達へたくさんのドイツ文化を伝え交流を深めました。
【グリーン(ちょいエコ)にチャレンジできるきっかけづくり】
SDGsという言葉は様々な場面で耳にするようになりましが、一体何から始めて良いか分からないという方へ向けてみんなのアイディアをシェアしていく取り組みを行いました。 #greenchristmas_athomeを付けてInstagramに投稿し、自分のライフスタイルにあったちょいエコを見つけチャレンジするきっかけを目指しました。
投稿画面には裏紙の活用紹介や蜜蝋でできたエコラップの紹介、雨の日も風の強い日も変わらず10年間自転車通勤しています。という投稿などが集まりました。 個々の小さな取り組みでも、積み重なることで大きな影響を与えることができるのではないでしょうか。
(投稿画面はこちら#greenchristmas_athome - Instagram | ハッシュタグ)
【グリーン月間について】
12月、約2週間に渡りグリーン月間イベントが開催されました。
シーグラスアート、延岡の街と木が10倍好きになる読書会、土に還る素材で作るミニしめ縄飾り作り、ベビー服交換会、絵本で心を癒す読み聞かせ、オルゴールコンサートなど、エンクロスで活動されている市民活動者の方々の力を借りて、聞く、見る、学ぶ、考える、作るなど多様な活動が繰り広げられ、環境にとっての学びの機会や、自分自身が心地よく楽しいと感じられるイベントが開催されました。
【12月23日のクリスマスマルシェ】
クリスマスマルシェが開催された23日はこれまで取り組んできたことの集大成となる1日でした。
マルシェでは、食事や環境との向き合い方の選択肢を増やすきっかけに繋がるこだわりを持った飲食店や雑貨販売店など約30店舗がエンクロスに集結しました。
パン、コーヒー、地元の食材にこだわって作った食べ物、オーガニック食品、焼き芋、シュトレン、お米、野菜などたくさんの品々が軒先に並び、雑貨販売では、クリスマスや環境問題に関する絵本、洗って繰り返し使えるエコラップ、木製コンポストなど普段なかなか目にかかることができないような商品もありました。
また、竹の菜箸づくり実演販売もあり、その様子に声をかけて出店者の方と詳しくお話をして楽しんでいる方々もいらっしゃいました。
グリーンクリスマスのコンセプトに合わせてマイバッグはもちろん、マイ容器・マイボトル対応可能なお店も多くあり、気軽にちょいエコにチャレンジできるマルシェとなりました。
他にも、ディンプルアートや木工雑貨クラフト教室も開催され、子供たちはおしゃべりしながら楽しそうに、大人は真剣なまなざしで作品を作りあげていました。
【リボンツリーチャレンジ】
会場にはクリスマスツリーが描かれた布にリボンを貼って彩る「リボンツリーチャレンジ」がありました。それには今回のグリーンクリスマスに関わる出店者や市民活動者の方によるグリーンな取り組みやアイディアが紹介されており、共感するアクションにリボンを貼っていくものでした。約220名の方が参加し、赤、緑、金色のリボンで色鮮やかに彩られていました。
日も暮れた18時。延岡市内に住むALTをはじめとする外国人の方々によるキャロリングが行われました。キャロリングとはクリスマスイブの夜にクリスマスキャロルを歌うこと。『ジングルベル』や『きよしこの夜』など馴染みのある曲が披露され、会場にいた皆さんも首を横にふりながらリズムを取り、ちいさな子供たちも一緒に囲んで歌を歌いました。
今回のグリーンクリスマスは、普段の華やかなクリスマスイメージとは少し異なるコンセプトで開催しましたが、それは自分自身が心地よく、楽しい、幸せだと思えることが地球環境への優しい暮らしに繋がれば、ずっと先の大切な人の未来を守ることに繋がると考えたからです。