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ホワイトリボンの取り組みについて

『ホワイトリボン』をご存じでしょうか。
今回はエンクロスにて2月16日(金)から3月4日(月)まで行われたホワイトリボンの取り組みについてご紹介いたします。
ホワイトリボンは女性の健康と権利を伝える国際的なシンボルのこと。1999年にアメリカで誕生しました。


女性の健康と権利とは?
今世界では2分に1人、年間30万人以上の女性が妊娠・出産によって命を落としています。(※発足当時は1分に1人)
それは、望まない妊娠や危険な中絶・出産、栄養失調、技術と知識のある助産師の不足、保健医療制度の欠如、古い因習などさまざまな要因が関係しています。またそのことによって、夢や未来、自分で選ぶ自分らしい人生が奪われています。
国や地域、文化の違いを越えて、女性や赤ちゃんが心身ともに健やかであり、自分の人生を自分で選ぶ権利を守り伝える、それがホワイトリボンです。

このホワイトリボンの理念を伝える運動は世界各地で行われていますが、3月8日の国際女性デーと連動して行われる『ホワイトリボンラン』もそのひとつです。
これは『走ろう。自分のために。誰かのために。』というコンセプトのもと、ホワイトリボンの支援の輪を広げることを目的とし、公式Tシャツを着て走るチャリティーアクションです。日本では延岡を含む59か所で開催されています。
この模様はインターネットを通じて世界中に発信され、エントリー費の収益全額が世界の女性の命と健康を守る活動のために使われます。
今年はエンクロスを出発地点として、たくさんの参加者が集まりました。


また、館内にてホワイトリボンについてより理解を深めることを目的とした閲覧図書のフェアを開催いたしました。


すべての女性が健康で自分らしく生きることができる世界をテーマに、命、社会、SDGsなどの目線から綴られた本を集め、ふだんはなかなか手に取る機会がない方にも興味を持っていただけたのではないでしょうか。

地球上のすべての命が安全で温かく、健やかで幸せでありますように。
そんな思いを改めて強くするホワイトリボンの取り組みとなりました。